当院ではX線を照射し電子カルテで判読するデジタルX線を導入しています(X線フィルムがありません)。X線撮影によって心臓の大きさや左右の肺の病変が分かります。肺結核、肺炎・気管支炎などの肺の炎症、気管支喘息、肺気腫、気胸、胸膜炎、肺線維症、心臓病、心肥大、胸部大動脈瘤などの病気が分かります。また、肺がんの発見にも繋がります。
※胎児に影響を与える可能性がありますので妊娠中またその可能性のある方は実施できません。
※当院では、つくば市委託の結核検診を行なっています。
肺、お腹、頭、鼻などを断層撮影する装置です。長引く咳の原因や、肺の病気の検索のために使用します。当院ではCT車による検査を行なっており、隔週水曜日に行う予定となっています。
超音波を用いた画像診断装置です。お腹の臓器の観察、膀胱の観察、また肺炎も観察できます。エックス線や放射線を用いたものではありませんので被爆がなく、人体への影響がないという利点があります。
専用のちいさな機器に息をふきかけていただく検査です。気管支喘息や鼻炎が強い方の場合、はく息の中に一酸化窒素(NO)が含まれます。NOの濃度によって気管支喘息や鼻炎の強さがわかりますので、それに応じて診断や治療判定を行います。
息がしづらくなる病気の代表として、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎(とその類縁疾患)があります。気管支喘息とCOPDは「息は吸えるけれど吐けない(=閉塞性障害)」、間質性肺炎は「肺が固くなって息が吸えない(=拘束性障害))という状態になります。呼吸機能検査によって、現在の閉塞性障害、拘束性障害の程度を把握し、障害がある場合には治療に結びつけます。「肺年齢」として結果を確認いただけます。
当院では、生活習慣病、高コレステロール血症、糖尿病の程度などを把握する血液検査、肺炎や感染症などの炎症の程度を把握する血液検査、アレルギーの原因をしらべ判定する血液検査、間質性肺炎の血液検査、その他特殊な病気に対する血液検査を行なっています。また、細菌性肺炎や感染症がある場合、抗生物質の点滴治療を行います。
体内の酸素濃度や二酸化炭素(CO2)濃度を測定する迅速検査(動脈血液ガス分析)を行うことができます。また、腎臓の力がおとろえている場合お薬が効きすぎることがありますので、腎臓の迅速検査(迅速クレアチニン検査)を行うことができます。およそ数分で結果が出ます。
当院では、以下の8項目に対して約20分で結果がでるアレルギー検査を保険適用で行っております。検査結果からスギアレルギー、ダニアレルギーがある場合、当日にスギ舌下免疫療法、またはダニ舌下免疫療法が行えます。
※スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ヤケヒョウヒダニ、イヌ皮屑、ネコ皮屑、ゴキブリ
金属アレルギーなど、ぶりかえす皮膚炎の原因となる物質を調べる検査で、背中や腕にシールを貼ります。 以下の22種類のアレルゲンを検査できます(24箇所のうち2つは陰性対照です)。
※検査、判定のために3〜4回来院される必要があります。
検査実施日:
・月曜日 (→再診:水曜日、木曜日、翌月曜日)
・火曜日 (→再診:木曜日、金曜日、翌火曜日)
不整脈や心筋梗塞といった、心臓の疾患を判定いたします。
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。当院では、突然に意識を失い倒れた場合などの緊急時のためにAEDを備えています。
※AEDは院外のどなたでもご使用いただけます。緊急時にご連絡ください。