当院院長は、日本内科学会の総合内科専門医です。内科疾患は、循環器、呼吸器、消化器、腎臓、代謝・内分泌、神経疾患、など非常に多岐に渡ります。
総合内科専門医はそれら内科分野すべてに精通し統合した医療を提供できる専門科です。総合内科専門医として、からだのことはまずご相談ください。
●高血圧症
●糖尿病
●脂質異常症(コレステロール、中性脂肪)
●高尿酸血症(痛風、尿酸)
●メタボリック症候群
●慢性便秘症
●骨粗しょう症(骨量検査できます)
●片頭痛(治療と予防ができます)
当院では片頭痛予防薬エムガルディの使用ができます。
当院院長は日本呼吸器学会専門医です。
気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患、いわゆるタバコ肺)、気管支炎、肺炎などに対して、肺の専門治療をご提供いたします。
●睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返し、その結果、日中傾眠などの症状を呈する疾患の総称です。睡眠時無呼吸症候群があると狭心症、心筋梗塞、高血圧症、不整脈、糖尿病にかかるリスクが高まります。
以下の症状がある場合には要注意です。
・大きないびきをかく
・日中の眠気や倦怠感がある
・起床時の頭痛やだるさがある
・睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
・肥満や糖尿病、高血圧である
・夜間頻尿
当院では、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を提供しています。検査結果からCPAPが必要な場合は当院にて処方ができます。また、他院で診断の睡眠時無呼吸症候群も当院で定期通院が可能です。
◯睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査方法・費用
手と顔にセンサーを付けて、眠っている間の呼吸と血液中の酸素(濃度)の状態を調べます。痛みを伴う検査ではありませんので安心して検査をしてください。費用に関しては、医師が問診等を行い、症状を認めた場合は保険診療にて検査を受けることができます。3割負担で2700円程度、2割負担で1800円程度です。ただし診察料(初診料・再診料等が別途発生します)
◯検査の流れ
①まず外来診療を受けていただきます
②医師の診察で、検査が必要と認めた場合、当院より検査機器をお貸しします。
③自宅で検査を実施し、終了したら検査機器を当院に返却してください。1週間後の結果説明の外来を予約します。
④医師より結果説明
検査結果にて基準値に達した場合、CPAP治療を開始することができます。基準値に達しなかった場合で、精密検査が必要と認めた場合は、検査医療機関を紹介させていただきます。
◯CPAP治療とは
CPAPとは、自宅でお休みになる前に、鼻にマスクを装着していただき、装置から空気を送り続けることで、気道を開存させて無呼吸を防ぐ治療方法です。SASの治療には、内科的な治療、外科的な治療、歯科装具など、患者さまの状態に合わせてさまざまな方法があります。中等度以上の患者さまには、内科的な治療である「CPAP(シーパップ)」といわれる治療法があります。
◯治療費用
CPAP治療は保険適用となります。3割負担で4050円、2割負担で2700円程度。ただし診察料(再診料等)は別途発生します。
◯定期の診察について
CPAP機で測定したデータ等を、月に1度の診察時に説明させていただきます。その際は通常の診察を受けるのと同様、保険証と診察券、(投薬がある方は)お薬手帳のみ持参で構いません。
●在宅酸素療法
当院は在宅酸素療法での定期通院が可能です。在宅酸素の処方継続を行っています。(在宅酸素導入には基準がありますので、初回導入には大きな病院での入院精査が必要です。当院から紹介可能です)
●禁煙外来(保険適用で治療ができます)
当院院長は、日本アレルギー学会専門医です。花粉症、アレルギー性鼻炎、通年性アレルギー(ダニやハウスダストへのアレルギー)、気管支喘息(肺のアレルギー)、アトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患に対して専門的な検査と治療をご提供いたします。
●舌下免疫療法
薬物療法といわれる内服薬や点鼻液による治療は、あくまで症状に対する薬であり、半永久的な体質改善を得ることはできない治療です。
それに対し舌下免疫療法は、症状の長期寛解を得ることができる可能性のある唯一の治療法です。
アレルギーを起こす物質をアレルゲンと呼びますが、舌下免疫療法とはアレルゲンを少量から摂取して慣れていき、体質改善を目指す治療です。現在日本で保険診療を行える舌下免疫療法は、スギとダニの2種類のみとなっております。
スギアレルギーのおくすりは、保健適用で1日およそ43円、月々およそ1,300円となります。
ダニアレルギーのおくすりは、保健適用で1日およそ61円、月々およそ1,850円となります。
実施日:火曜日、土曜日
●パッチテスト
金属アレルギーなど、ぶりかえす皮膚炎の原因となる物質を調べる検査で、背中や腕にシールを貼ります。
以下の22種類のアレルゲンを検査できます(24箇所のうち2つは陰性対照です)。
検査料および薬剤料その他に、初診・再診料、処置代などがかかり、初回は3割負担でおよそ¥7,000円ほどです。
再診時にも別途費用がかかります。
※検査、判定のために3〜4回来院される必要があります。
検査実施日:
・月曜日 (→再診:水曜日、木曜日、翌月曜日)
・火曜日 (→再診:木曜日、金曜日、翌火曜日)
●4型アレルギー、1型アレルギーとは?
金属の指輪やネックレス、ピアスをして2日後くらいに皮膚炎になったことはありませんか?金属に触れてすぐに出る反応では無く、皮膚の免疫細胞が反応し48時間後などゆっくりと生じる皮膚炎が4型アレルギーです。細胞性免疫、遅延型アレルギーとも言われます。
一方で、アレルゲンを食べた直後に口が痒くなる、猫を触って目が痒くなる、ほこりを吸って呼吸困難になる、気管支喘息になる、注射でアナフィラキシーになるなどは1型アレルギーと言います。1型アレルギーは一般的に、接触して30分以内に生じる反応であり、即時型アレルギーとも言われます。抗体のうちIgEが強く関与します。1型アレルギーは「Viewアレルギー39」という検査によって、日常生活で接触する一般的なアレルゲン39種類を調べることができます。
●アレルギーの治療薬
気管支喘息の患者さんにはさまざまなタイプがあります。アレルゲンに対する抗体IgE が検出されるアトピー型と、IgE が検出されない非アトピー型、BMI が高い肥満型、呼吸機能が低い呼吸機能低下型などがあり、さらにこれらが重なり合うことで患者さん毎に多様な特徴がみられます。
また、そのタイプは喀痰の中の免疫細胞によっても分類されており、その約半数は好酸球が原因の好酸球性喘息といわれています。好酸球は血液中の白血球の一種で、健康な人では特に悪さをするものではありません。しかし、好酸球性喘息の方の場合、好酸球が増加し活性化することで気道の炎症を引き起こすことが知られています。その他にも、好中球が気道の炎症に関与する好中球型喘息や、一部の患者さんは、好酸球と好中球のどちらも関与する混合性炎症がみられる場合もあります。
■ゾレア(オマリズマブ:抗IgE抗体、生物学的製剤)
・対象疾患:重症喘息・慢性じんましん・重症花粉症
6歳以上の重症の気管支喘息、12歳以上の慢性じんましん、12歳以上の重症の花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)に対する皮下注射薬です。重症の気管支喘息、慢性じんましんの方は在宅自己注射が可能です。
重症の気管支喘息、慢性じんましん、重症の花粉症の場合、アレルギーのスイッチとなるIgEという免疫グロブリン(抗体)が体内で大量に産生されています。ゾレアは「抗IgE抗体」であり、IgEと結合することによってIgEが肥満細胞(マスト細胞)と結合できなくすることでアレルギー反応のスイッチが入らないようにします。その結果、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどの物質が放出されるのを防ぎ、アレルギー症状(鼻水、鼻詰まり、かゆみ、腫れ、など)が起こるのを防ぎます。
ゾレアについて ➡ https://www.okusuri.novartis.co.jp/xolair
※お薬の取り寄せのため予約が必要です。保険適用での治療ですが高額となるため事前に高額医療費の申請をお奨めします。
詳細はこちら ➡ 医療費が高額になりそうなとき|全国健康保険協会
■ヌーカラ(メポリズマブ:抗IL-5抗体、生物学的製剤)
・対象疾患:重症の喘息・EGPA
6歳以上の重症の好酸球性気管支喘息、およびEGPAに対する皮下注射薬です。12歳以上の方は在宅自己注射が可能です。上記の疾患の場合、好酸球を増加させるIL-5が血中で増加しており、気道内に好酸球が増加し強い炎症が生じています。「ヌーカラ」は、IL-5が好酸球の表面にあるIL-5受容体に結合することを阻害するモノクローナル抗体です。IL-5の結合を阻害することにより、血中、組織、および喀痰に含まれる好酸球数を減少させます。
※お薬の取り寄せのため予約が必要です。保険適用での治療ですが高額となるため事前に高額医療費の申請をお奨めします。
詳細はこちら ➡ 医療費が高額になりそうなとき|全国健康保険協会
■ファセンラ(ベンラリズマブ:抗IL-5受容体α抗体、生物学的製剤)
・対象疾患:成人の重症喘息
重症喘息に対する皮下注射です。ファセンラはIL-5受容体αに結合し、IL-5が受容体に結合するのを阻止します。その結果、好酸球が増殖するのを阻止します。また体内にいる免疫細胞の一つであるNK細胞を呼び寄せ、好酸球を直接除去します。好酸球が除去されると気道の炎症が軽減され、呼吸が楽になり、喘息増悪のリスクも低減します。
ファセンラについて ➡ https://www.539zensoku.jp/gairai/
※お薬の取り寄せのため予約が必要です。保険適用での治療ですが高額となるため事前に高額医療費の申請をお奨めします。
詳細はこちら ➡ 医療費が高額になりそうなとき|全国健康保険協会
■デュピクセント(デュピルマブ:抗IL-4/13受容体抗体、生物学的製剤)
・対象疾患:重症の喘息、重症のアトピー性皮膚炎
アレルギーの仕組みのひとつIL-4とIL-13の受容体をブロックする抗体製剤です。IL-4とIL-13は体内で細胞間の情報伝達を行うタンパク質で、この2つの伝達を抑えることによって皮膚や気道での2型炎症反応を抑えます。2週間に1度の皮下注射が必要となります。
デュピクセントについて ➡ https://www.support-allergy.com/atopy/
※お薬の取り寄せのため予約が必要です。保険適用での治療ですが高額となるため事前に高額医療費の申請をお奨めします。
詳細はこちら ➡ 医療費が高額になりそうなとき|全国健康保険協会
■その他
・ヒスタグロビン
アレルギーに対する治療法の一つで非特異的減感作療法(特定のものではなく、すべてのアレルギーに対する治療)と言われます。体内でのヒスタミンの効力を減弱することでアレルギー反応を減弱させます。週2回のヒスタグロビンの皮下注射を行い、合計6回を1クールとします。
花粉症の始まる1ヶ月ほど前からの投与をお勧めします。
※お薬の取り寄せのため予約が必要です。保険適用での治療となります。
長引く咳の原因を検索し治療につなげます。咳は医学用語で咳嗽(がいそう)と言います。長引く期間により3つに分類されます。
3週間以内の咳を急性咳嗽、3~8週間続く咳を遷延性咳嗽、8週間以上の咳を慢性咳嗽として区別します。長引く期間により咳の原因疾患が異なります。
当院は、呼吸器内科の専門的な観点から咳の治療方針を検討していきます。
沖縄県立中部病院※で研鑽した感染症の知識を用いて適切な治療をご提供いたします。各種感染症検査(肝炎ウイルス、梅毒、HIV検査など:自費診療)もプライバシーに十分配慮した形で行えます。感染症予防のために定期予防接種、海外渡航ワクチン接種も行っています。
※沖縄県立中部病院とは、戦後に沖縄に建設された米軍病院が発端です。米国所属の病院として欧米型の治療を行ってきました。その後沖縄県に返還され沖縄県立病院として現在に至ります。研修教育に関しては現在もハワイ大学が管理しています。現在は、沖縄県内の離島をカバーすべく「なんでもできる医者」を育成する日本有数の研修病院で、毎年日本全国から医師が研鑽のために集まります。
●肺炎、気管支炎、尿路感染症、下痢症
痰、尿、便などをその場でグラム染色し、顕微鏡で観察し細菌の有無、細菌の種類を同定します。菌の種類に合わせて抗生物質を処方します。(ウイルス性疾患の場合、抗生物質は効きませんので処方しません)
※年齢や接種回数によっては助成金を受けられない場合があります。
詳しくは電話でお問い合わせください。
当院では、インフルエンザ予防接種、肺炎球菌予防接種、定期予防接種・任意予防接種(5歳以上)、その他海外渡航ワクチンなどの自費ワクチンを行なっております。予防接種の予約は1週間前締め切りとさせていただいております。インターネット予約、LINE予約、電話での予約を受け付けております。
●インフルエンザ予防接種、肺炎球菌予防接種
インフルエンザ予防接種は毎年10月より開始予定としております。予防接種の予約は1週間前締め切りとさせていただいております。
●定期予防接種、任意予防接種
5歳以上の方に、自治体から委託の以下の定期・任意予防接種を行なっております。予防接種の予約は1週間前締め切りとさせていただいております。接種には年齢による時期がございますので、一度お問い合わせいただくとスムーズです
●海外渡航ワクチン、自費ワクチン
ワクチンの予約は1週間前予約とさせていただいております。また、自費ワクチンに関しては特別に取り寄せるため発注後のキャンセルが難しく、事前のオンライン支払いとさせていただきます(キャンセルされた場合、返金はありません)。
●感染症などの自費検査について
感染症蔓延防止の観点から以下の検査を行なっております。プライバシーに十分配慮いたしますので、待合室で他の患者さんに知られることはありません。
●新型コロナウイルス検査(自費検査)について
●各種健康診断・検診について
当院では、つくば市からの委託の検診を実施しています。また、自費による各種健康診断を行なっております。
詳しくはお問い合わせください。
オプションで以下の検査が追加できます
当院では、総合内科専門医による最新の知識に基づいた治療を提供しています。患者様の健康と安全を最優先に考え、個々のニーズに合わせた最適な治療プランを提案します。
GLP-1受容体アゴニストとして作用する内服薬です。以下の効果が期待できます。
通常、1日1回、食前30分以内に水で服用します。服用後30分間は他の飲食物や薬を避けるようにします。
詳細は診察時に医師にお尋ねください。
GLP-1およびGIP受容体アゴニストとして作用する週1回の自己注射薬です。以下の効果が期待できます。
通常、週1回の皮下注射を行います。
詳細は診察時に医師にお尋ねください。
AGA(男性型脱毛症)治療に有効な薬剤です。この薬は5α-還元酵素を阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制することで髪の成長を促進します。DHTは髪の成長を妨げるホルモンであり、その生成を抑えることで脱毛を防ぎます。フィナステリドよりも強力にDHTの生成を抑制することができフィナステリドよりも早く効果が現れると報告されています。
効果を最大限に発揮するためにミノキシジル外用薬の併用をおすすめします。ミノキシジルは外用薬と内服薬の2種類がありますが当院では外用薬を推奨しています。外用薬は脱毛部位だけの局所作用が期待できる一方、内服薬は血圧低下、心拍数の変化、浮腫などの全身性の副作用が発生する可能性があります。
1日1回 内服
詳細は診察時に医師にお尋ねください。
当院では、患者様の状態に応じた適切な治療を提供しています。自由診療をご利用の際は、必ず医師の診察を受けていただき、病状を判断した上で安全かつ効果的な治療を行います。診察時に治療の作用と副作用について説明し、ご理解いただいた上で同意書をいただきます。なお、自由診療で使用する医薬品は医薬品副作用被害救済制度の対象外となりますが、万一有害事象が生じた場合は保険診療で対応いたします。患者様の安全と納得を最優先に考えております。
当院では近隣の総合病院と連携して地域医療を行っております。
入院や専門的な検査が必要な場合には、最適な医療機関をご紹介させていただきますのでご相談下さい。
・筑波学園病院
・筑波メディカルセンター病院
・筑波大学附属病院 など